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■アメリカン・プログレのリード・オフ・マンたち 同時期にアメリカン・プログレと称されながら成功を収めたボストンやジャーニー、カンサスより、もっと古くからアメリカン・ロックの中にプログレ的なテイストを取り入れようとしていたのがスティクスだ。 ■アメリカンロックの頂点へ 76年にリリースしたアルバム「クリスタル・ボール」では、早くもトミー・ショウがコンポーザー&ヴォーカリストとしての手腕を発揮し、デニスのプログレやソフト&メロウ・サウンド、ジェイムスのハード・サウンド、トミーのフォーク&カントリーやファンク・サウンド、三者三様の個性を持つ三頭体制が確立された。ここからは「マドモアゼル」(全米36位)のスマッシュヒットも生まれたが、その後もコンセプチュアルなアルバム作りをするスティクスとしての体制は崩さず、それぞれの個性をデニスがうまく包み込むような形でスティクスのカラーを保っていった。 |
Styx Wooden Nickel |
Styx II Wooden Nickel/BMG |
The Serpent Is Rising Wooden Nickel/BMG |
Man Of Miracles Wooden Nickel/BMG |
Equinox A&M/ポリドール |
Crystal Ball A&M/ポリドール |
The Grand Illusion A&M/ポリドール |
ディスコグラフィー 1972年 Styx *この時代のアメリカン・バンドにしてこの先進性は必聴。彼らがプログレッシヴだと言われるのも頷ける |
Pieces Of Eight A&M/ポリドール |
Cornerstone A&M/ポリドール |
Kilroy Was Here A&M/ポリドール |
Edge Of The Century A&M/ポリドール |
Return To Paradise Cmc/Victor |
Brave New World Sanctuary/Victor |
Cyclorama Sanctuary/Victor |