THE FIXX ザ・フィクス



'80年代にイギリスのアーティスト達が続々とアメリカでヒットを
とばす「第二次ブリティッシュ・インベイジョン」という時期が ありました。その中でも異彩を放っていたのが、このバンドです。
彼らの始まりは'76年にドラマーのアダム・ウッズがボーカルのサイ・カ ーニンと知り合うことからスタートします。
当時ストリップ劇場のショーの合間に演奏するバンドでドラムを叩いていたウッズには彼女がいました。その弟がカーニンだったのです。(その後、結婚)意気投合した彼らは'78年にバンドを結成。
ポートレイツという名前で、これが前身にあたります。当時アリオラ・レコードと契約し、レコードも数枚リリースしています。そして、'79年にメンバー・チェンジがあり、ジェイミー”ウエスト”オーラム(ギター、ex.M)が加入。アダム、カーニン、ジェイミー、チャーリー・バレット(ベース)、”ルパート”ピーター・グリーンオール(キーボード)という編成になって、バンド名を「FIX」に。この時に長い付き合いとなるプロデューサーのルパート・ハイン(サーガ、ラッシュ等で有名)とも出会っています。
まず彼らは101レコードからシングル「Lost Planes」をリリース。'81年12月にMCAレコードとめでたく契約。この時点でバンド名を「FIXX」に改名。"FIX"という意味は「方向性をうちだす」という意味ですが、アメリカでは俗語で「八百長」「薬をうつ」という意味合いもあるために"x"を追加して変更したそうです。それでは、デビューアルバムから紹介していきましょう。
 (FIXX)



ディスコ・グラフィー(タイトル・クリックでアルバム解説へジャンプ)

1982年 Shuttered Room(密室)
1983年 
Reach The Beach(リーチ・ザ・ビーチ)
1984年 
Phantoms(ファントムズ)
1986年 
Walkabout(ウォークアバウト)
1987年 
React(リアクト)
1989年 
Calm Animals(カーム・アニマルズ)
1989年 
Greatest Hits(ワン・シング〜グレイテスト・ヒッツ)
1991年 
Ink.(Ink.)
1994年 Missing Links
1995年 
In Concert
1997年 
Real Time Stood Still
1997年 Happy Landings<EP>
1998年 Elemental
1999年 
1011 Woodland