EAGLES イーグルス


ちょうどラジカセを買ってもらって、町内のソフトボ〜ルで活躍して有頂天になってたこの頃・・・1975年だったのですね、この年は
ZEP.IVやブロ〜バイ*、10ccアイムノット**、オペラ座***など名作が目白押し!
しかし!小学生がそこまで突っ込んで聴いてる訳もなく
「呪われた夜」、スコ〜ピオンズ「電撃の蠍団」などそのネ〜ミングに惹かれて聞いてたんですよね・・・はは
スコ〜ピオンズは当時「甘いGt.tone(ウリロ〜****)」に惹かれて深夜エアチェックしたのを何回も聞いてました
イ〜グルスは「どこが呪われとるんじゃ!!!」くらいで・・・
大体、「テイクイット」と同じア〜ティストっちゅ〜のが当時信じられませんでした
やはり「イ〜グルス」は初期からのウエストコ〜ストメンバ〜が抜けてからが旬だと思うのですが・・・

え〜彼らの出発点は取り敢えずリンダ・ロンシュタットのバックから始まります
意外な事に彼らの1st.はイギリスで録音!
しかもコンセプトはよりHARDなカントリ〜・ロック!!!!
何を考えてたんでしょう・・・・
つまり「HARDな音を目指してイギリスで録音した底抜けに楽天的な歌詞にモロカントリ〜な曲調を組み合わせた曲」その名も「テイクイット〜」がアメリカでウエストコ〜ストサウンドとして認知された
と言う事でしょうか・・・・
その後、カントリ〜派と売れたいHARD派の対立を経てHARD路線がイニシアティブを握り、ドンフェルダ〜、ジョ〜ウヲルシュを加えて76年末にあの「ホテル・カリフォルニア」をリリ〜スするに至る!
と、ここで当時我々(中学生!!)の間で議論のあった「正当なホテル〜の聴き方」のうち、TORAFUGU編を

夏休みで、少なくとも昼の2時頃まで泳いでクタクタになって帰る
          ↓
水産大のグランドに面した窓を開け「白く乾いて光るグランドと其の向こうにはえる松と青い海」を見る
          ↓
なるべくジャケットを見ないようにして2曲目「ニュウキッド〜」を聞く
          ↓
ちょっと無情を感じながら1曲目「ホテル〜」を聞くが、ここで決して3曲目のイントロを聞いてはいけない、元気が出てしまうから・・・はは
          ↓
曲と外の風景のアンバランスさに頭がくらくらしてきたところでレコ〜ドをひっくり返し「ラスト〜」で締める!!ジャケットはここで見る!!!

夕飯までの2時間、タバコと外の風景だけで暗〜く過ごせるのでした

それは兎も角、この後彼らは「ホテル〜」のプレッシャ〜を受けながら
ロングラン、ライブ、グレイテストヒッツなど苦悩しながらもツア〜と曲造りをしたが、ツア〜が嫌っ!(マイズナ〜)をはじめ、皆、この先ど〜したらいいのか判らなくなり(ウオルシュ談)
解散した・・・・恐るべし「ホテル・カリフォルニア」!

(とらふぐ)

<*Blow By Blow(ギター殺人者の凱旋)/JEFF BECK、**アイム・ノット・イン・ラヴ/10cc、***オペラ座の夜/クイーン、****ULRICH ROTHウイリッヒ・ロート(g)>




Eagles
Asylum/WEA

Desperado
Asylum/WEA

On The Border
Asylum/WEA

One Of These Nights
Asylum/WEA

Hotel California
Asylum/WEA

The Long Run
Asylum/WEA

Eagles Live
Asylum/WEA

Hell Freezes Over
Geffen/MCA


オリジナルメンバー

DON HENLEY ドン・ヘンリー/ドラムス、ヴォーカル
GRENN FREY グレン・フライ/ギター、ピアノ、ヴォーカル
BERNIE LEADON バーニー・リードン/ギター、ヴァンジョー、マンドリン、ヴォーカル
RANDY MEISNER ランディ・マイズナー/ベース・ギター、ヴォーカル

イーグルス・ヒストリー

1971年リンダ・ロンシュタットのバック・バンドが独立し、イーグルスを結成。
1972年グレンとジャクソン・ブラウンとの共作「テイク・イット・イージー」が全米12位を記録
1972年リンダ・ロンシュタットをモデルにしたセカンド・シングル「魔女のささやき」全米9位
1974年ドン・フェルダー(g)加入
1974年シングル「我が愛の至上」初のNo.1ヒットに輝く
1975年アルバム「呪われた夜」、シングル同名曲共に全米1位、グラミー賞ベスト・ポップ・ヴォーカル・グループも受賞
1975年バーニー・リードン脱退
1976年元ジェームス・ギャングのジョー・ウォルシュ(g)加入
1976年アルバム「ホテル・カリフォルニア」全米1位。同名シングルと「ニュー・キッド・イン・タウン」2曲No.1で共にミリオンセラー
1977年シングル「ホテル・カリフォルニア」グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー獲得
1977年ランディ・マイズナー脱退、代わって元ポコのティモシー・B・シュミット加入
1979年アルバム「ロング・ラン」全米9週連続1位を樹立。グラミー賞ロック・グループ部門獲得
1980年ジョー・ウォルシュ大統領選出馬
1982年イーグルス解散
1994年イーグルス再結成、アルバム「ヘル・フリーゼズ・オーヴァー」全米1位。
1995年アメリカン・ミュージック・アウォード受賞

再結成後メンバー

DON HENLEY ドン・ヘンリー/ドラムス、ヴォーカル
GRENN FREY グレン・フライ/ギター、ピアノ、ヴォーカル
DON FELDER ドンフェルダー/ギター、ヴォーカル
JOE WALSH ジョーウォルシュ/ギター、ヴォーカル
TIMOTHY B.SCHMIT ティモシー・B・シミット/ベース・ギター

主なディスコ・グラフィー

1972年 Eagles(イーグルス・ファースト)*「テイク・イット・イージー」や「悪魔のささやき」など初期の名作を収録
1973年 Desperado(ならず者)*オーケストラをバックに用いた「ならず者」や「テキーラ・サンライズ」など隠れた秀作を含む初期の最高傑作の呼び声も高いアルバム
1974年 On The Border(オン・ザ・ボーダー)
*ドン・フェルダー加入後ハード路線へ移行したアルバム
1975年 One Of These Nights(呪われた夜)*イーグルスの名を不動にした彼ら初の全米No.1アルバム
1976年 Hotel California(ホテル・カリフォルニア)
*言わずと知れた名曲中の名曲「ホテル・カリフォルニア」収録。ジョーウォルシュのギターも冴え渡る
1976年 Their Greatest Hits 1971〜1975(グレイテスト・ヒット1971〜1975)*全米1位となったベスト盤
1979年 The Long Run(ロング・ラン)
*2年の歳月と100万ドルを費やして製作されたラストアルバム。全米4作連続にして9週連続No.1に輝いた
1980年 Eagles Live(イーグルス・ライヴ)*ロング・ラン・ツアーを中心にした2枚組ライブ・アルバム
1982年 Eagles Greatest Hits Volume 2(イーグルス・グレイテスト・ヒットVol.2)
1987年 The Best Of Eagles(ベスト・オブ・イーグルス)
*イギリスでトップ10に入るヒットを記録したベスト盤
1994年 The Very Best Of Eagles(ヴェリー・ベスト・オブ・イーグルス)
1994年 Hell Freezes Over(ヘル・フリーゼズ・オーヴァー)
*14年ぶりとなる再結成後のニュー・アルバム。MTV用のライブ・テイクと4曲の新曲で構成

(資料収集:HINE)