HINE's Treasure House 2004年 年末企画
Special Rock Album 2004「Cross Over Cover Song」

2004年度のテーマは「ジャンルを越えたカヴァー集」です。

たくさんのご応募があったため、「引用曲」や同一アーチストの曲など今回はやむなく採用できなかった曲もありましたが、
次回以降また別の企画で採用させていただくかもしれません。みなさまご協力本当にありがとうございました。
(HINE)

1.Amaging Grace / Jeff Beck (リクエスト&音源提供=せいいちさん)
アメージング・グレース / ジェフ・ベック (原曲:賛美歌第2編167番)
(ギターアックスマス収録)・・・原曲はゴスペルソングの定番(せいいち)
日本では聖歌229番「驚くばかりの」と讃美歌「われをもすくいし」、2種類の歌詞で親しまれている。(HINE)

2.Burn〜Symphony No.5 op.67 / Kryzler & Kompany (リクエスト&音源提供=ひろさん)
交響曲第5BURN「炎のベートーベン」/Kryzler & Kompany(原曲:ディープ・パープル、ベートーベン)
ヴァイオリニストの葉加瀬太郎のベートーベンとパープルのBurnを合わせた曲ですが、これが凄い。とにかくかっこいいです。(ひろ)
1995年 アルバム「Chaconne」より。Kryzler & Kompanyは葉加瀬太郎(violin)、竹下欣伸(b)、斉藤恒芳(key)によるユニット。(HINE)

3.Satisfaction / Devo (リクエスト&音源提供=ボヘミア55号さん)
サティスファクション / ディーヴォ (原曲:ローリング・ストーンズ)
1978年 78年デビューのテクノポップバンド、ディーヴォの名カバー。アーユー・エクスペリエンスト?(1984)もあり。特に「サティスファクション」のグニャグニャ感は最高(笑)(ボヘミア55号)

4.Kashmir / BOND
カシミール / ボンド (原曲:レッド・ツェッペリン)
2002年 クラシック界のアイドル的存在で、弦楽四重奏の女性グループ「BOND」のセカンド・アルバム「シャイン」に入っているインスト・ナンバー。原曲はご存じZep.の名曲。出来がどうのこうのというより、クラシック界の人たちにも知られているほど有名というだけで驚き。(HINE)

5.Detroit Rock City / PUGS (リクエスト&音源提供=ロッカーズさん)
デトロイト・ロック・シティ / PUGS (原曲:キッス)

謎のパンクバンド。和と見事に調合されたカバー。キッスのトリビュート・アルバムより。(ロッカーズ)
『KISS TRIBUTE IN JAPAN』 (1998)PUGSとはHoney☆K(vo)、ホッピー神山(key)、岡野ハジメ(b)、Joe ヤブキ(b),スティーヴ・エトウ(per)、吉田光(g)、高橋和久(ds)からなる日本のバンド。バンド自体はジャンルを越えていませんが、音楽的には超えてますね。ちなみにHoney☆Kとは北川晴美。(HINE)

6.Whole Lotta Sonata / Paul Gilbert (リクエスト=井手隊長さん)
ホール・ロッタ・ソナタ / ポール・ギルバート (原曲:モーツァルト ピアノソナタ第10番第3楽章)

ポールのギターでアレンジしたクラシックのカバー。かなりカッコイイです。(井手隊長)
2000年 アルバム「アリゲーター・ファーム」より。これまでもクラシックのカヴァーはときどき弾いていたいたポールですが、この曲はその中でも一番ハードな仕上がりですね。(HINE)

7.Difficult To Cure(Beethoven's Ninth) / Rainbow (リクエスト=RICKさん)
治療不可 / レインボー (原曲:ベートーベン 交響曲第9番)

1981年 「治療不可」よりインストゥルメンタルのタイトル同名曲。珍しく大胆にスライド・ギターを使っていますが、ソロではいつものリッチー節が飛び出し、思わずニンマリ。ドン・エイリーのキーボードもなかなか冴えています。(HINE)

8.Time After Time / Miles Davis (リクエスト&音源提供=ボヘミア55号さん)
タイム・アフター・タイム / マイルス・デイヴィス (原曲:シンディ・ローパー)

1985年 泣く子も黙るジャズ界の帝王マイルスがシンディ・ローパーの名バラードをカバー。収録されてるアルバム「ユア・アンダー・アレスト」にはスティングも参加。(ボヘミア55号)
ちなみに、この曲の作者はフーターズのロブ・ハイマン(vo,key)で、バンドが売れなくて失意のうちに一度解散していた時期に書いたもの。この曲の大ヒットにより再びフーターズは再始動し、大ブレイク。(HINE)

9.The Wizards Last Rhymes / Rhapsody (リクエスト=sumaさん)
ザ・ウィザーズ・ラスト・ライムス / ラプソディ (原曲:ドボルザーク「新世界」)

「Rain Of A Thousand Flames(2001年)」収録。ドボルザークの「新世界」を彼らならではのアレンジで聴かせてくれます。(suma)
見事なアレンジによる10分近くの大作なのですが、編集の都合により終盤の一部をカットさせていただきました(HINE)

10.The Nutcracker Suite / The Brian Setzer Orchestra (リクエスト&音源提供=TKさん)
ナットクラッカー・スート / ブライアン・セッツァー・オーケストラ(原曲:チャイコフスキー「くるみ割り人形」)

2002年 クリスマス用にリリースされた「ブギ・ウギ・クリスマス」より。クリスマス・ソングのカヴァーはもちろんのこと、クラシックあり、エルヴィスありの多彩なカヴァーが楽しめるらしい。もちろん「ナットクラッカー・スート」とは、「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」と並ぶチャイコフスキーの3大バレエ曲「くるみ割り人形」のこと。(HINE)

11.Sabre Dance / Love Sculpture (リクエスト&音源提供=ロッカーズさん)
剣の舞 / ラヴ・スカルプチャー (原曲:ハチャトゥリアン バレエ組曲「ガイーヌ」剣の舞い)

オリジナルはハチャトゥリアンですね。確かにまさに誰でも知ってるクラシック曲の一つ、って感じです。CheapTrickもLove Sculptureのアレンジでこの曲をカバーしてますが、Love Sculpture(デイブ・エドモンズ ! )のほうは聴いたことないですね(ボヘミア55号)

12.Over The Rainbow / Eric Clapton (リクエスト=フロアさん)
オーヴァー・ザ・レインボウ / エリック・クラプトン (原曲:ジュディ・ガーランド)

ホントに、素敵であの歌がこんなアレンジされちゃうのね ! と感動した曲です。
師匠の声もたまらなく良い ! (フロア)
2002年 「ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー〜ベスト・ライヴ」の最後に入っていた曲。昔から他人のカヴァーでもセルフ・カヴァーでもまったく手を抜かず、素晴らしいアレンジで聞かせるクラプトンですが、この曲も例外ではなく、ジャズっぽくシブくキメでいます。編集の関係で出だしを少しカットしています。(HINE)

13.The Phantom Of The Opera / Nightwish
オペラ座の怪人 / ナイトウィッシュ (原曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー「オペラ座の怪人」)

初の映画化で今がちょうど旬なので・・・作曲は「ジーザス・クライスト・スーパースター」「キャッツ」「エビータ」などを手がけた人気ミュージカル作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバー。ウェバー氏は77年に、ゲーリー・ムーアやドン・エイリーらと共に「VARIATIONS」というアルバムもリリースしています。この曲は2002年にリリースされたナイトウィッシュの4作目「センチュリー・チャイルド」収録曲。(HINE)

14.Bridge Over Troubled Water〜Let It Be / Paul Mauriat Grand Ouchestra
(リクエスト&音源提供=せいいちさん)
明日に架ける橋〜レット・イット・ビー / ポール・モーリア楽団
(原曲:サイモン&ガーファンクル、ビートルズ)

メドレーになってますが、演奏(指揮?)でポール・モーリア(せいいち)
ポール・モーリアと言えば、ポピュラー・ミュージックをオーケストラ・アレンジで聞かせるのが得意なイージー・リスニングの代表的楽団。60年代末〜70年代初頭に大活躍し、なんと「Love is Blue」で全米5週連続No.1ヒットまで放ったことがある。(HINE)


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