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DIG OUT YOUR SOUL / Oasis

オアシスの「サージェント・ペパーズ」になりうる意欲作

Oasisサウンドの“三種の神器”と言えば
@珠玉のメロディとライヴで大合唱必至のアンセム
Aノエル・ギャラガーのキャッチーなリフと轟音ギター
Bジョン・レノンを彷彿させるリアム・ギャラガーのヴォーカル

1stアルバム『Definitely Maybe』が全世界で750万枚、2ndアルバム『What's the Story Morning Glory?』が1,900万枚!という驚異的なセールスを記録し、一躍モンスター・バンドとして世界を席巻したOasisだが、3rdアルバム『Be Here Now』が950万枚とセールス的に失敗(←950万で失敗かよ!)すると、その後はセールス面ではジリ貧状態に陥る。

世界がOasisに求めていたのは1stや2ndのようなキャッチーで美しいメロディとアンセムの数々。そして最大のセールス・ポイントである、ノエルのギターとリアムのヴォーカルのからみにある。
ただ、その事が進化することへの足かせとなり、消化不良なアルバム連発の要因になったのは言うまでも無い。彼らが新たな道へ踏み出すには、過去のキャリアを一度リセットする必要があったのだ。
二年前に発表されたベスト・アルバム『Stop The Clocks』の選曲が1st〜2nd中心になっていたのは、その為だろう。

三年ぶりとなるOasis待望の7枚目のアルバム「DIG OUT YOUR SOUL」は、これまでのアルバムと比べて大きな変貌を遂げた。
それは、冒頭の“三種の神器”の中の@とAが排除されてしまったのだ。その為、1回や2回聴いただけではアルバムの全体像は掴めない。ただ、言える事はこのアルバムでようやく「目に見えないモンスター」という呪縛から開放されたという事だ。
結果的にそれは、13年という歳月を要する事になったのだが。

先ずM-1「BAG IT UP」の骨太でハードなナンバーのイントロを聴いただけで、1stや2ndの音を期待していた人はアウトである。「またか!」と失望のどん底に突き落とされた事だろう。
それは「『Don't Look Back In Anger』みたいな曲を一体何曲書けば気が済むんだ」と言い放ったノエル・ギャラガーの正に意図するところでもある。
M-2「THE TURNING」M-3「WAITING FOR THE RAPTURE」と音の核を叩きつけるようなへヴィでサイケなナンバーが畳み掛ける。もう、この辺りで失望したリスナーのテンションは二度と上がる事は無い(苦笑)。
1stシングルのM-4「THE SHOCK OF THE LIGHTNING」にいたっては、これまでに見られなかった実にオルタナティヴな楽曲で、このスピード感溢れるロックン・ロールこそ「新生Oasis」を象徴する曲と言える。

そしてアルバムのハイライトと言える珠玉のバラードM-5「I'M OUTTA TIME」には、ジョン・レノンが1980年にラジオ出演した時のカセット・テープに録音されたインタビュー音声がサンプリングされている。ジョン・レノンを敬愛するリアム・ギャラガーらしいアイデアなのだが、このアルバムの中で最も今迄のOasisらしい曲がリアムの作品である事に驚かされる。Mr.Oasisのノエルが意識的にOasisらしさを排除しようとしている中で、リアムが「Oasisの砦」を守った事が実に興味深い。

ラストの「SOLDIER ON」と前作『Don't Believe The Truth』のラスト・ナンバー「LET THERE BE LOVE」を聴き比べると、この「三年」という年月は、Oasisの進化の為には非常に意味のある時間であったと言える。
今聴いて感動的なのは、文句無く「SOLDIER ON」の方だ。

変化しない事で安住の地に居座り続けていたら、Oasisは既に存在していなかっただろう。
冒険とリスクを伴う道を選んだからこそ、この傑作が生まれたのだ。
(OASI-Z)

1. BAG IT UP
2. THE TURNING
3. WAITING FOR THE RAPTURE
4. THE SHOCK OF THE LIGHTNING (1st SINGLE)
5. I'M OUTTA TIME
6. (GET OFF YOUR)HIGH HORSE LADY
7. FALLING DOWN
8. TO BE WHERE THERE'S LIFE
9. AIN'T GOT NOTHIN'
10. THE NATURE OF REALITY
11. SOLDIER ON
12. I Believe In All※
13. The Turning(Alt Version # 4)※
※Bonus Track
  
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