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地獄の軍団誕生 WICKED LESTERというバンドにいたPaul Stanleyポール・スタンレーとGene Simmonsジーン・シモンズがバンド解散後、雑誌にメンバー募集広告を出していたPeter Crissピーター・クリスと出逢い、1972年キッスは結成された。 世界で暴れ回る地獄からの使者達 こうして、1974年にレコード・デビューを果たした彼らだったが、ライブでの好評さに対して、このデビュー盤も次のセカンド・アルバムもセールス的にはあまりパッとしなかった。 素顔のKISS エース脱退後、リード・ギタリストに以前よりレコーディングに参加していたVinnie Vincentヴィニー・ヴィンセントを正式メンバーとし、決意も新たに、MTV特別番組に全員素顔で現れ大きな話題となった。 KISSサウンドの魅力 キッスの魅力と言えば、なんと言ってもライブ・パフォーマンスにある。 もっとKISSを詳しく知りたい方は=推薦サイト:Mannyさんが管理するKISS in' Timeへどうぞ |
KISS Mercury/マーキュリー |
Hotter Than Hell Mercury/マーキュリー |
Dressed To Kill Mercury/マーキュリー |
Rock And Roll Over Mercury/マーキュリー |
Love Gun Mercury/マーキュリー |
KISS Alive II Mercury/マーキュリー |
Dynasty Mercury/マーキュリー |
ディスコ・グラフィー 1974年 KISS(地獄からの使者)*デビュー・アルバム。まだメイクが複雑で気持ち悪い・・・ |
Unmasked Mercury/マーキュリー |
Lick It Up Mercury/マーキュリー |
Asylum Mercury/マーキュリー |
Hot In The Shade Mercury/マーキュリー |
Revenge Mercury/マーキュリー |
Unplugged Mercury/マーキュリー |
Psycho Circus Mercury/マーキュリー |
1975年 |
1.
デュース Deuce 2. ストラッター Strutter 3. ゴット・トゥ・チューズ Got To Choose 4. ホッター・ザン・ヘル Hotter Than Hell 5. ファイヤー・ハウス Firehouse 6.ナッシン・トゥ・ルーズ Nothin' To Lose 7. 激しい愛を C'mon And Love Me 8. パラサイト Parasite 9. 彼女 She 10. ウォッチン・ユー Watchin' You 11.10万光年の彼方 100,000 Years 12. ブラック・ダイヤモンド Black Diamond 13. ロック・ボトム Rock Bottom 14. コールド・ジン Cold Gin 15. ロックンロール・オールナイト Rock And Roll All Nite 16. レット・ミー・ゴー・ロックンロール Let Me Go, Rock 'N Roll |
おそらくロック史上でも5本の指に入るライブの名盤が、このキッスの出世作「地獄の狂獣/キッス・ライブ」だ。 まずジャケットを見てもらいたいのだが、これは彼らのライブ・ステージそのままの雰囲気をうまく1枚の写真に収めている。実際のライブでも、ジーンはステージ左サイドで、コウモリのような羽を広げ、時には長い舌から血のり風の赤い液体(何だろう?)をダラダラ流しながら、時には口から火を吹きながら、黙々と演奏を続ける。1番重量級のコスチュームなためか、動き自体は鈍い・・・。逆にポールは身軽さを生かし、唄っている時以外は常に所狭しとステージ上を駆けめぐる。 唄うことが少ないエースは観客の間近まで来て、Tシャツやギターのピックを投げたりするのが専門。 かわいそうなのはピーターで、ステージ後ろの両サイドから常にドライアイスか炎が出ていて、その冷気と熱さ(暑いを通り越して熱い)は観客席にまでが伝わるぐらいだから、そうとう寒かったり熱かったりして体にこたえることだろう〜(^_^; ライブ中もこの写真の通り、ほとんど煙の中にあってその存在を確認することはできない。唯一独特のハスキー・ヴォイスが時々聞こえるとき、その存在を知らしめます。 このアルバムには、そういった生の雰囲気そのままが十分に伝わるようなミキシングがほどこされ、聞いているだけでもステージ上で大暴れしている彼らが目に浮かぶ。このあたりは、ツェッペリンも手がけた名プロデューサー、エディー・クレイマーの手腕によるものだろうか・・・。 結局このアルバムは、全米で500万枚、世界中で1000万枚以上も売れまくり、一躍彼らの知名度を大幅にアップさせることに大きく貢献した。 このアルバムを皮切りに、彼らが実質分裂し、揃ってソロ・アルバムをリリースするまでの間に出したものは、全てプラチナディスクという快進撃をつづけるのである。 |