THE ANIMALS アニマルズ


The Animals
1964年 EMI/Regal
いち早くR&Bを取り入れたブリティッシュ・ビートの立て役者

1963年に結成されたイギリスのバンドで、当時はリヴァプール・サウンドとしてアメリカでも人気を得ていた。
オリジナル・メンバーは、
ERIC BURDON エリック・バードン/ヴォーカル
HILTON VALENTINE ヒルトン・ヴァレンタイン/ギター
ALAN PRICE アラン・プライス/キーボード
CHAS CHANDLLER チャス・チャンドラー/ベース・ギター
JOHN STEEL ジョン・スティール/ドラムス

アニマルズは実質的には、ヴォーカリストのエリック・バードンが中心となり、彼の音楽ルーツであるジャズ、ブルース、R&Bの影響がかなり強いサウンドのバンドであった。デビューの1964年には「朝日のあたる家」が大ヒットして一躍有名になると、つづいて65年には「悲しき願い」「朝日のない街」66年「孤独の叫び」など、立て続けにヒットを飛ばした。
しかし、66年に突然解散。エリックはアメリカへ渡り、まったく違うメンバーでニュー・アニマルズとも言える、エリック・バードン&アニマルズで再びデビューしてしまう。その時のメンバーは、
ERIC BURDON /ヴォーカル
VIC BRIGGS/ギター
JOHN WEIDER/ギター、ヴァイオリン
DANNY McCLLOCH/ベース・ギター
ZOOT MONEY/キーボード
BARRY JENKINS/ドラムス
で、「サンフランシスコの夜」(1967年)などをヒットさせている。
その後、1968年には来日するが、その公演中に解散してしまった。
そして、なんと1998年エリック・バードン&ニュー・アニマルズとして、また活動を再開したようだ。(エリックが自分のバンドの名前を変えただけという話もある)  
(HINE)1999.12


主なディスコグラフィー

1964年 THE ANIMALS(朝日のあたる家)
1964年 ANIMALS No.2(アニマルズ No.2)
1967年 WINDS OF CHANGE(サンフランシスコの夜)
1968年 THE TWAIN SHALL MEET(野生の若者たち)
1968年 EVERY ONE OF US(エヴリ・ワン・オブ・アス)
1968年 LOVE IS(ラヴ・イズ)