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アトランティック・レコードが創立より40周年を迎え、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで記念コンサートを開催。出演者はレッド・ツェッペリン、ポール・ロジャース、ヴァニラ・ファッジ、アイアン・バタフライ、アヴェレイジ・ホワイト・バンド、キース・エマーソン&カール・パーマー、クロスブー・スティルス&ナッシュなど往年のスター達が復活して大いに話題を呼んだ。中でも再結成ツェッペリンには、亡きジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムがドラムで参加しファンを驚喜させた。
ロジャー・ウォータース(元ピンク・フロイド/kb)が災害救済記念基金発足をバック・アップするためにドイツのベルリンの壁前でチャリティ・コンサートを敢行。ブライアン・アダムス、スコーピオンズ、ザ・バンド、ヴァン・モリソンらも駆けつけた。(HINE)
1969年8月15〜17日の3日間に渡ってアメリカのニューヨーク郊外で開催された歴史的フェスティバル。サイケデリックの旗手達がこぞって参加したこともあり、30〜50万人の聴衆が詰めかけフリー・コンサート状態であった。第1日目はフォーク系アーチスト、2日目はロック系アーチスト、3日目は少し系統の変わったアーチスト達が出演した。中でも最終日のトリで、観客もほとんど帰ってしまいゴミの山だけが残る会場の中、ドラッグでヘロヘロになったジミ・ヘンドリックスがアメリカ国歌を演奏する姿は、伝説と化している。他の出演者はサンタナ、グレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレイン、ジャニス・ジョップリン、テンイヤーズ・アフター、ジョニー・ウインター、ザ・フー、マウンテン、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、ジョー・コッカーなど。
また、1994年8月13〜14日には25周年を記念して、再びフリーコンサート状態でウッドストック・フェスティバルが行われ、ピーター・ガブリエル、トラフィック、ボブ・ディラン、ポール・ロジャース、オールマン・ブラザーズ・バンド、エアロスミス、ジョー・コッカー、メタリカ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、シェリル・クロウ等が出演している。
1999年にも開催されシェリル・クロウ、メタリカ、エルヴィス・コステロ、メガデス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン等が出演。(HINE&FIXX)
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シングル、アルバム共に50万枚以上のセールスを記録したアーチストに贈られる金メッキのレコード。アメリカではRIAA(アメリカ・レコード工業会)の公認によって正式なゴールド・ディスクが授与される。また100万枚以上のセールスを記録したアーチストにはプラチナ・ディスクが贈られ、200万枚でダブル・プラチナム、300枚でトリプル・プラチナムなど何百万枚も売り上げたものは、マルチ・プラチナムと呼ばれる(HINE)。
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1981年、政治犯として不当に投獄されている人々の人権と解放を訴える組織、アムネスティ・インターナショナルに賛同するアーチスト達が、ロンドンのシアター・ロイヤルで数回にわたりコンサートを開催し、この運動が世界的に広がった。それが実り、ネルソン・マンデーラ氏も解放された。
コンサートの主な出演者は、ジェフ・ベック、スティング、フィル・コリンズ、ボブ・ゲルドフ、エリック・クラプトンなど。(HINE)
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1965年に5作目のアルバム、「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」でロックをベースにした、新しいサウンドを聞かせたボブ・ディランが、このフェスティバルでも、バックにポール・バターフィールド・ブルース・バンドを従えて出演し、大ブーイングを浴びた。しかし、これが後のフォークロック系アーチスト達へ大きな影響を与えたのだった。(HINE)
イギリスの身障児治療のためのチャリティ・コンサート。
ポール・マッカートニー、ジェネシス、ピンク・フロイド、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、マーク・ノップラー、ステイタス・クォーらが出演。(HINE)
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1986年ロニー・ジェイムスディオ(元レインボー、ブラック・サバス、DIO/vo)の呼びかけで、ヘヴィ・メタル版バンド・エイドとして、シングル「ヒア・アンド・エイド」をスターズというバンド名で発表。
参加者はカーマイン・アピス(元ヴァニラ・ファッジ、カクタス、BBA、KGB/ds)、ロブ・ハルフォード(元ジューダス・プリースト/vo)、テッド・ニュージェント(vo,g)、ニール・ショーン(ジャーニー/g)、イングヴェイ・マルムスティーン(g)など (HINE)
サンフランシスコのイベント・プロデューサー故ビル・グラハム経営していたライブ・ハウスで、ニューヨークのフィルモア・イーストと共に歴史的なライブの名盤を数多く生み出し、71年に閉鎖している。フィルモアで代表的なのは、ウエストの「フィルモアの奇蹟/アル・クーパー&マイク・ブルームフィールド」やイーストの「フィルモア・イースト・ライブ/オールマン・ブラザース・バンド」などだ。
また、閉鎖するにあたって、その最後の日に大規模な合同コンサートが行われ、後に映画化もされている。出演アーチストは、サンタナ、ボズ・スキャッグス、エルヴィン・ビショップ、グレイトフル・デッド、クイック・シルバー・メッセンジャー・サービスなど(HINE)
夏の恒例行事としての定着を目指している日本のフェスティバル。アメリカやイギリスではめずらしくないフェスティバルものは、日本ではまったく行われていなかった。
1997年から毎年行っているが、”フジ”での開催は第1回目だけ。第1回目は台風に見舞われ、2夜のステージの内、2日目のステージは中止になった。その為か(?)1日目の夜に大混乱になった。
地元富士山周辺住民が、今後の開催に反対の模様である。1998年は東京、1999年は新潟の苗場スキー場で行われた。(KK)
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ペレストロイカが進んだ1989年のロシアはモスクワのオリンピックスタジアムで開かれたハードロックコンサート。当時のロシア人は、海賊盤で彼らのサウンドを聞いていた。
出演はボン・ジョビ、オジー・オズボーン、モトリー・クルー、シンデレラ、スキッド・ロウ、スコーピオンズ、そしてロシア出身バンド、ゴーリキー・パーク。
メインアクトは俺らだぁ!と主張するボン・ジョビと、オジー・オズボーンがメインだぁ!と主張するモトリー・クルーがもめた。
結局ボンジョビがメインアクトをつとめた。(KK)
フロリダ沖にあるモントセラト島。1989年に島の火山が噴火。ジョージ・マーティンが1979年に設立したエアースタジオが損害を受けた。
勿論その住民にも被害が覆って、1997年その島の救済コンサートが開催された。
出演はその島に縁のあるアーティストがイギリスのロイヤル・アルバート・ホールに集結した。
エリック・クラプトン、スティング、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、フィル・コリンズ、カール・パーキンズ、マーク・ノップラーなど。(KK)
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1984年のバンド・エイドと1985年のUSAフォー・アフリカのアフリカ飢餓難民救済活動を受け、そのライブ版であるアフリカ飢餓難民救済大ライブ・イベントを、米フィラデルフィアのJFKスタジアム、英ロンドンのウェンブリースタジアムの両会場で開催し、衛星放送により全世界で生中継した。
出演アーチストは、クイーン、ボブ・ディラン、ブーム・タウン・ラッツ、ウルトラヴォックス、パワーステーション、スティング、U2、ステイタス・クォー、デビット・ボウイ、ポール・マッカートニー、エリック・クラプトン、フィルコリンズ等。特にフィル・コリンズは英・米両方のステージ立つなど大活躍した。
また、ザ・フーやレッド・ツェッペリンの一時の再結成も話題になった。ツェッペリンは、フィル・コリンズとトニー・トンプソンのツイン・ドラム体制でファンを熱狂させた。(HINE)
1985年1月11日〜20日、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された10日間に渡る大規模なロック・フェスティバル。主なアーチストは、ロッド・スチュワート、クイーン、ゴー・ゴーズ、イエス、オジー・オズボーン、ホワイトスネイク、AC/DCなど。(HINE)
1970年、イギリス南部のワイト島で開催された大規模な音楽祭で、20万人を動員した。また、ジミ・ヘンドリックスにとって、最後のライブということでも有名になり、伝説と化した。
他の出演ロック系ミュージシャンは、ザ・フー、ドアーズ、EL&P、ムーディー・ブルース、テン・イヤーズ・アフター、テイスト、フリー、ボブ・ディラン、ジェスロ・タルなど。(HINE)
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1985年アパルトヘイト反対プロジェクトとして、ロック・ミュージシャンが多数参加したアルバム「サン・シティ」をリリースした。参加者はブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、リンゴ・スター、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、パット・ベネター、ピーター・ウルフ(元J・ガイルズ・バンド)、ピーター・ガブルエル(元ジェネシス)、ルー・リード(元ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)、ボーノ(U2)など。(HINE)
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1983年にアメリカの音楽産業が合同で“ロックンロールの発展と進化に対し、重大な影響を与え貢献した人達”に贈る賞を認定する機関を設立し、1000人の音楽専門家の投票によって選出する賞。第1回目の賞の授与式は1986年に行われている。賞のカテゴリーはPerformers(メインの賞で、最初のレコードをリリース後25年以上経過し尚価値の認められるアーチスト)、Non-Performers(作曲家やプロデューサー、DJ、ミキサーなど)、Early
Influences(ロックンロールに影響を与えた他ジャンルの人達)、Side Men(2000年より新設された賞で、表舞台に出ないバック・ミュージシャンやスタジオ・ミュージシャンに贈られる)に分かれている。
以下は主なロック関係の受賞者
1986:Chuck Berry,James Brown,Ray Charles,Sam Cooke,Fats
Domino,Buddy Holly,Jerry Lee Lewis,Elvis Presley,Little Richard
1987:Eddie Cochran,Aretha Franklin,Marvin Gaye,Bill Haley,B.
B. King,Roy Orbison,Carl Perkins,Smokey Robinson,Muddy Waters
1988:The Beach Boys,The
Beatles,Bob Dylan
1989:Otis Redding,The
Rolling Stones,Stevie Wonder
1990:The Kinks,Simon and Garfunkel,The Who
1991:The Byrds,Wilson Pickett,Ike and Tina Turner
1992:The Jimi Hendrix Experience,The Yardbirds
1993:Cream,Creedence Clearwater Revival,The
Doors,Van Morrison,Sly and the Family Stone
1994:The Animals,The Band,The Grateful Dead,Elton
John,John Lennon,Bob Marley,Rod Stewart
1995:The Allman Brothers Band,Al Green,Janis
Joplin,Led Zeppelin,Neil Young,Frank Zappa
1996:David Bowie,Jefferson Airplane,Pink
Floyd,The Velvet Underground
1997:The Bee Gees,Buffalo Springfield,Crosby, Stills
and Nash
1998:The Eagles,Fleetwood Mac,The Mamas and
the Papas,Santana,Gene Vincent
1999:Billy Joel,Paul McCartney,Bruce Springsteen,
2000:Eric Clapton,Bonnie Raitt
2001:Aerosmith,Michael
Jackson,Queen,Paul Simon,Steely Dan
詳しくは下記へ
http://www.rockhall.com/museum/visitor.asp
(HINE)
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