■キャリアの変遷 (OASI-Z)
1 創成期(1972年〜1973年)
『ロキシー・ミュージック』 『フォー・ユア・プレジャー』
ブライアン・フェリー(Bryan Ferry) - vocal/keyboard
フィル・マンザネラ(Phil Manzanera) - guitar
アンディ・マッケイ(Andy Mackay) - sax/oboe
ブライアン・イーノ(Brian Eno) - synthesizer/keyboard/tapes
グラハム・シンプソン(Graham Simpson) - bass guitar(1stのみ)
ポール・トンプソン(Paul Thompson) - drums
ブライアン・イーノが在籍していた「グラム・ロック」と言われていた時期。
1stアルバム見開きの刺激的なメンバーの姿は、グラムを通り越して「キワモノ」的な感も。(特にイーノの女装はキモい!)
クールでモダンでアヴァンギャルド、プログレッシヴでスタイリッシュな実験的ポップは、後のニュー・ウエーヴの先駆的な存在に。
ただ、この時期の不安定なヴォーカルと楽器の乱調なアンサンブルは、聴く人によっては非常に居心地の悪さを感じるかもしれない。
2 成熟期(1973年〜1975年)
『ストランデッド』 『カントリー・ライフ』 『サイレン』
ブライアン・フェリー(Bryan Ferry) - vocal/keyboard
フィル・マンザネラ(Phil Manzanera) - guitar
アンディ・マッケイ(Andy Mackay) - sax/oboe
エディー・ジョブソン(Eddie Jobson) - synthesizer/keyboard/violin
ポール・トンプソン(Paul Thompson) - drums
イーノが脱退。替わりにエディ・ジョブソンが加入。バンドのイニシアティブは、完全にフェリーが握る。
サックス、ヴァイオリンといったジャズやプログレを意識させる楽器に、叙情的なメロディとポップな要素を取り入れたロキシーの真骨頂と言える音楽スタイルは、この時期に成熟を加速させる。
バンドのアンサンブルも徐々に向上。素人集団だったロキシーにエディ・ジョブソンの楽器演奏力は、新しい可能性をもたらせた。
デビューから4年で5枚のアルバムをリリースするのだが、この時期のフェリーのソング・ライティングの充実ぶりには目を見張るものがある。
3 完成期(1978年〜1982年)
『マニフェスト』 『フレッシュ・アンド・ブラッド』 『アヴァロン』
ブライアン・フェリー(Bryan Ferry) - vocal/keyboard
フィル・マンザネラ(Phil Manzanera) - guitar
アンディ・マッケイ(Andy Mackay) - sax/oboe
ポール・トンプソン(Paul Thompson) - drums(Manifestoのみ)
約3年のブランクを経て活動を再開したロキシーは、最終的にはフェリー、マッケイ、マンザネラの三人体制に。
ミックスにパワー・ステーションのエンジニアであるボブ・クリアマウンテンを起用するなど、「サウンド至上主義」的な音作りに拍車がかかる。
その全てを結集させたのが、ロック史上に残る不滅の名盤『アヴァロン』。
また、『マニフェスト』と『フレッシュ・アンド・ブラッド』の間には、故ジョン・レノンを悼んでカヴァー・シングル「ジェラス・ガイ」を発表。
シングルとしては、初の全英1位を記録する。 (OAS-Z) 2008.4
DISCOGRAPHY
1972年 Roxy Music(ロキシー・ミュージック)
1973年 For Your Pleasure(フォー・ユア・プレジャー)
1973年 Stranded(ストランデッド)
1974年 Country Life(カントリー・ライフ)
1975年 Siren(サイレン)
1976年 Viva!(VIVA!ロキシー・ミュージック) *初のライヴ盤
1977年 Greatest Hits(グレイテスト・ヒッツ)
1978年 The Ultimate Collection
1979年 Manifesto(マニフェスト)
1980年 Flesh + Blood(フレッシュ・アンド・ブラッド)
1981年 First 7 Albums *BOXセット
1982年 Avalon(アヴァロン)
1983年 The High Road(ハイ・ロード) *ライヴ
1983年 Atlantic Years 1973-1980(アトランティック・イヤーズ)
1986年 Street Life: 20 Greatest Hits(ストリート・ライフ 20グレート・ヒッツ)
1989年 The Early Years
1989年 The Later Years
1990年 Heart Still Beating(ハート・スティル・ビーティング〜ライヴ・イン・フランス1982) *ライヴ
1995年 Thrill of It All
1998年 Concert Classics *ライヴ
2000年 Valentine *ライヴ
2001年 Concerto *ライヴ
2001年 The Best of Roxy Music(ベスト・オブ・ロキシ−・ミュージック)
2001年 Vintage *ライヴ
2002年 Ladytron *ライヴ
2002年 Reflection(リフレクション) *ライヴ
2003年 Live(ライヴ) *ライヴ
2004年 The Platinum Collection
2004年 The Collection
2004年 Inside Roxy Music 1972-1974
2005年 The Collection
2007年 Alive in America
2008年 Live at the Apollo