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下に挙げたのはロック界で一般的に「巧い」と評価され、尚かつ人気のあるドラマー達です。ここに挙げなかった中にも、ピーター・クリス、ロジャー・テイラー、ドン・ブリューワー、ドン・ヘンリーなどのようにヴォーカルもかなり上手く、そちらの方で有名な人たちもいますが、ここではあえてドラムの技量だけに絞り人選しました。また、フィル・コリンズのようにマルチな才能を持つアーチストは別項でとりあげます。 ★評価グラフの見方(ドラマー編) 円グラフは以下のような項目で10ポイント制により評価しています。周囲にある文字は、本来右のような項目の略です。 |
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ニック・ネーム |
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KEITH MOON キース |
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ロックンロール系プレイヤー | ドラム・セットを破壊する。破天荒で、何が飛び出すかわからないドラミング。ロック独自のドラム・スタイルを確立。 | ロックンロール | 「My
Generation」 The Who 「Live at Leeds」 The Who |
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GINGER BAKER ベイカー |
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ジャズ&ブルース系プレイヤー | 強靱な精神力と肉体を兼ね備える、持久力No.1ドラマー。ジャズ出身でテクニック的にもずば抜けていた。 | ブルース・ロック、ジャズ・ロック、プログレ | 「Live
Cream, Vol. 2 」 Cream 「Levitation」 Hawkwind |
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MITCH MITCHELL ミッチ |
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キース・ムーン、ジンジャー・ベイカー、ジャズ&ブルース系プレイヤー | 天才ジミヘンドリックスを支え続けた、幅広い許容力のドラミング。特にハイハットの使い方が印象的 | R&B、ロックンロール、ジャズ・ロック、ブルース・ロック | 「Axis: Bold
as Love」 Jimi Hendrix Experience 「Electric Ladyland」 Jimi Hendrix Experience |
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AYNSLEY DUNBAR エインズレー |
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キース・ムーン、ジャズ系プレイヤー | 60年代から活躍し今も尚現役の鉄人ドラマー。職人気質で、セッション・マンでもないのに数多くのバンドを渡り歩く。 | ブルース、ジャズ、ロックンロール | 「Look Into the Future」 Journey 「Whitesnake」 Whitesnake |
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JOHN BONHAM ボンゾ |
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キース・ムーン、ジンジャー・ベイカー | 重厚にしてダイナミック。ヘヴィロック・ドラミングの手本。 | ブルース・ロック、カントリー・ロック、ハードロック | 「Physical
Graffiti」 Led Zeppelin 「Presence 」 Led Zeppelin |
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IAN PAICE ペイス |
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キース・ムーン、クラシック音楽 | ロック界随一のスピードを誇り、クラシック音楽系のテクも使用。 | ハード・ロック、プログレ | 「Live
In Japan」 Deep Purple 「Burn」 Deep Purple |
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BILL BRUFORD ビルブラ |
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ジャズ系プレイヤー | 地味だが繊細で確実なプレイには定評がある。プログレ界No.1人気ドラマー。 | プログレ、ジャズ・ロック | 「Close
to the Edge」 Yes 「Red」 King Crimson |
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JIM KELTNER ――― |
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ブルース系プレイヤー、スワンプ・ミュージック、カントリー・ミュージック | ほとんどジム・ゴードンとペアで1セット的に活動。70年代のアメリカン・ロック界ではセッション・プレイヤーとして大活躍。 | ブルース・ロック、カントリー・ロック、レイドバック・サウンド | 「Accept
No Substitute」 Delaney & Bonnie 「Borderline」 Ry Cooder |
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JIM GORDON ――― |
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ブルース系プレイヤー、スワンプ・ミュージック、ブラック・ミュージック | ほとんどジム・ケルトナーとペアで活動。70年代のアメリカン・ロック界ではケルトナーと共にセッション・プレイヤーとして大活躍。 | R&B、サザン・ロック、ブルース・ロック、レイドバック・サウンド、ロカビリー、ロックンロール | 「I'm
Back and I'm Proud」 Gene Vincent 「Layla and Other Assorted Love Songs」 Derek and the Dominos |
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COZY POWELL コージー、ロック界の渡り鳥 |
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ジャズ系プレイヤー、イアン・ペイス、ジョン・ボーナム | ジョン・ボーナムのパワフルさとイアン・ペイスのスピードを併せ持つHM/HR界最強のドラマー。スティック使いもマジシャン並!?超強力ツイン・バス。 | ハード・ロック、ヘヴィ・メタル、ブルース・ロック、ジャズ、ファンキー、R&B | 「Jeff
Beck Group 」 Jeff Beck Group 「Rainbow Rising」 Rainbow |
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BOBBY CALDWELL ボビー |
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ジンジャー・ベイカー、ビル・ブラッフォード、イアン・ペイス | 知る人ぞ知る超技巧派ドラマー。そのカリスマ性は今もなお衰えない。 変拍子バリバリのスピード・キング。 |
ハード・ロック、プログレ、ブルース・ロック、サザン・ロック | 「Live 」 Johnny Winter And 「Captain Beyond 」 Captain Beyond 「Armageddon」 Armageddon |
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CARMINE APPICE カーマイン |
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キース・ムーン、ジンジャー・ベイカー、ジョン・ボーナム | 野性的なパワフルさをもつ派手なドラミング。パーカッションも得意。ライヴで真価を発揮するタイプ。 | ハードロック、ヘヴィ・メタル、ブルース・ロック、ファンキー | 「Vanilla
Fudge」 Vanilla Fudge 「Live in Japan」 Beck Bogert & Appice |
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NEIL PEART ――― |
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ジョン・ボーナム、キース・ムーン、カール・パーマー、ビル・ブラッフォード | 荒っぽいが変拍子バリバリのテクニカル・プレーでプログレ・ハード・サウンドを生み出した。 古典文学にも精通。 |
プログレ・ハード | 「2112」 Rush 「Permanent Waves」 Rush |
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STEVE GADD おガッドさま |
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ジャズ系プレイヤー | 主な活躍の場はジャズ界ということもあって、超スゴテク。クロスオーヴァー系バンドのセッション・プレイヤーとして70年代後半売れっ子だった。 | ジャズ、フュージョン | 「Rickie Lee
Jones」 Rickie Lee Jones 「Pilgrim」 Eric Clapton |
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JEFF PORCARO ジェフ |
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ジャズ系プレイヤー、アフリカン・ビート | インテリ・ミュージシャン。全ジャンル対応型ドラマー。正確無比なドラミングでセッション・マンとしても多方面で活躍した。 | 全ジャンル | 「Pretzel Logic」 Steely Dan 「Toto IV」 Toto |
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SIMON PHILLIPS サイモン |
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ジャズ系プレイヤー、コージー・パウエル、ジェフ・ポーカロ | 本格的なジャズから転向した確かなテクで、80年代はセッション・プレイヤーとして引っ張りだこだった。現在は技巧派バンドTOTOの一員。 | ジャズ、フュージョン、AOR、ハードロック | 「There
and Back」 Jeff Beck 「Michael Schenker Group」 MSG |
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STEWART COPELAND コープランド |
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ビル・ブラッフォード、アラン・ホワイト、ジョン・ボーナム | 派手さはないが、プログレで鍛えた確かな腕前でバンドを好サポートする。 | ポップ・ロック、プログレ、ジャズ・ロック、オルタナティヴ | 「Airborne」 Curved Air 「Synchronicity」 The Police |
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TERRY BOZZIO ボジオ |
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ジャズ系プレイヤー、クラシック、ゴスペル、フランク・ザッパ | 幅広い音楽性を持ち、抜群のリズム・センスと曲の雰囲気を壊さない繊細かつダイナミックなプレイで現在最も人気が高い。 | フュージョン、ニュー・ウェイヴ、プログレ | 「Jeff Beck's
Guitar Shop」 Jeff Beck with Terry Bozzio & Tony Hymas 「Black Light Syndrome」 Bozzio Levin Stevens |
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MIKE PORTNOY ポートノイ |
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ビル・ブラッフォード、ジョン・ボーナム、イアン・ペイス、ニール・パート | ヘヴィロック界の最高峰ドラマーとの呼び声が高い。恐るべき体力とバークリー音楽院で身につけた高等理論をも兼ね備える。 | プログレ、プログレ・ハード、オルタナティヴ、ヘヴィ・メタル | 「Metropolice
Pt.II Scenes from a Memory」 Dream Theater 「Liquid Tension Experiment」 Liquid Tension Experiment |