ジャケットの名盤を手がけた著名アーチスト・ファイル

Famous Artists-Part1
著名芸術家によるカヴァー・アート(パート1)

カヴァー・アートの中には、希にすごい芸術家が手がけたものもある。中でも自らヴェルヴェット・アンダーグラウンドのプロデューサーとしても活躍した現代ポップ・アートの巨匠、アンディ・ウォーホルは有名だが、他にも驚くべき芸術界の巨匠によって製作されたものがある。そのうち、ロック関係のジャケットに使われたものを少し紹介しよう。


1.The Velvet Underground & Nico
1967年 Verve

2.The Rolling Stones/Sticky Fingers
1971年 Virgin

3.The Rolling Stones/Love You Live
1977年 Virgin

4.Billy Sqirer/Emotions in Motion
1982年 Captol

5.John Lenon/Menlove Ave.
1986年 Captol

6.Debbie Harry/Rockbird
1986年 Geffen

7.James Gang/New Born
1975年 Atco

8.Thought Industry/Songs for Insects
1992年 Metal Blade

9.The Beatles/Yellow Submarine
1969年 Capitol/東芝EMI

10.Bad Finger/Say No More
1981年 Radio/Real Music

11.The Band/Jericho
1993年 Pyramid/Rhino

12.Yes/Talk
1994年 Victory

1.〜6.までは、アメリカが誇る近代ポップ・アートの巨匠Andy Warholアンディ・ウォーホル(1928〜1987)の手がけた代表作。まず本物のチャックが付いていた2.のジャケットにマウス・ポインターを合わせてもらいたい。中のレコード盤が入っている袋もこんな風に遊び心いっぱいだった。どういう経緯なのかは分からないが、大物に混じって4.のビリー・スクワイアのものがある。7.〜8.は、驚くことに美術史にも名を連ねるスペインの有名画家Salvador Daliダリ(1904〜1989)の作品だ。この2つの作品は、このジャケットのために描いたものではないが、彼の生き様は有名画家の中では最もロッカー的であり、その奇想天外な作風もロック・アルバムにはピッタリだ。ちなみに7.は1943年発表の「新しい人間の誕生を観察する地政学的な子供」、8.は1936年に発表された「茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)」という作品からの引用。
9.〜12.は60年代から今も尚現役で活躍する著名アメリカン・ポップ・アーチストPeter Maxピーター・マックス(1937〜)の作品。彼はビートルズの9.「イエローサブマリン」で一躍有名になったこともあり、ロック界との関わりもかなり深い。