この投票は「お気に入り洋楽ロック・コンポーザー」と題して、2003年7月10日より2003年11月7日まで実施した結果です。今回も実施期間中にサイトを休止したりしたため予定より1週間の延長をしました。
尚、名前の後に付いている★の数は不正投票の警告回数です。

今回のコンポーザー(作曲家)部門では、かなりマニアックであることから全体投票数は減るだろうと予想していましたが、なぜか新しいHP訪問者が急増したため、けっこうな総数になりました。
また、途中までは不正投票が多くどうなることかと思いましたが、残り1ヶ月あたりからチェックを厳しくしたためか、最悪の事態は間逃れました。しかしながら、まだ連続投票がなくならないため、次回の投票からは簡単にIPアドレスを探れる新しいタイプのCGIに変更(1ヶ月テスト済み)します。これで多少は改善されることでしょう。

さて、今回の投票の推移ですが、まず開始当時の7月時点では、やはり首位候補のポール・マッカートニー、ジョン・レノン、キース・リチャード、フレディ・マーキュリーらが激しいトップ争いを繰り広げていました。第２グループではジミー・ペイジ、ブライアン・メイ、トレント・レズナー、ジェームズ・ヘッド・フィールド、ラーズ・ウルリッヒなどの新旧ヘヴィ＆ハード路線が目立ち、その下にプログレとAOR軍団が追従するという様相。
8月に入ると、ジョージ・ハリスンやジョン・ディーコンも加えたビートルズ軍団vs.クイーン軍団の対立が表面化し、首位グループを独占。ヒートアップした両バンドのファン達が不正投票を続出させ、どんどん脱落していきました。
その隙にジョナサン・ケイン、エリック・カルメン、ボビー・コールドウェルなどのAOR軍団とスティーヴ・ハウ、イアン・アンダーソン、リック・ウェイクマン、スティーヴ・ハケット、ジョン・ウエットンらプログレ軍団が上位へ進出。
ヘヴィ＆ハード軍団も始終安定したペースで票を伸ばしていました。また、ベテラン・アーチストに混じってボビー・ギレスビーの健闘も光りました

これまでの部門では不正投票のため上位を逃していたパープル・ファミリーは、なぜか今回はおとなしく、それがかえって不気味な存在でした。しかも御大リッチーに票を絞っている感じさえします(もちろん、同じ人が投票しているわけではないので、作戦を練っているわけではなかったのでしょうが)。
これが功を奏し、9月ぐらいから不正投票で脱落してゆくライバルを後目に、じりじりと順位をあげ、気が付いてみれば首位に手が届くベスト10圏内に進出。
ビートルズとクイーン軍団は相変わらず上位へ付けては脱落することを繰り返していました。

残り1ヶ月となると、今ひとつ第２グループを抜け出せないプログレ軍団とヘヴィ＆ハード軍団が焦りを見せ始め、次々と連続投票で脱落。さらには、今まで出ていない新しいアーチスト名を追加することに精力を注ぐ人たちも現れました。当初いつもより少なかった項目もあっという間に100を超え、少数派が激増。
ここで、当サイトではチェックを強化。いっこうに修まらない不正投票に新型CGIの導入も検討しはじめました。
しかしながら、この対策が効いたのか、徐々に不正投票は減り投票も安定してきました。

＜最終結果＞

後半するすると上位へ抜け出したリッチー・ブラックモアが安定した票を集め、パープル・ファミリー・ファン悲願の首位を奪取。トップ争いを演じるはずのポール・マッカートニー(5位)、ジョン・レノン(10位)、フレディ・マーキュリー(15位)、キース・リチャーズ(9位)は、結局はこの位置。本来ならベスト4を独占してもおかしくない面々なだけに、非常に残念です。
今回も全体的にはベテラン勢の活躍が目立ちましたが、その中に割って入る、トレント・レズナー、ボビー・ギレスビーは若年層から圧倒的な支持を得ていることを物語っています。
個人的には、エリック・クラプトンやルーク・モーリー、ケリー・リヴグレンなどに、1投票者としてときどき投票していましたが、1人の力ではこの400票を越す勢いの前にはまったく無力に等しかったです。

最後にいつも通り100位以下のアーチストを羅列しておきます。
スティーブ・ミラー、ランディ・バックマン(BTO)、デイヴ・シンクレア(Caravan)、レイチェル・ボラン(SKID ROW)、クリス・インペリテリ、デイブ・グロール(ex.Nirvana〜Foo Fighters)、エディ・ヴェダー(Pearl Jam)、ティモ・トルキ(STRATOVARIUS)、ロビーロバートソン(The Band)、アンソニー・キーディス(Red Hot Chili Peppers)、スティーヴ・ヴァイ、ポール・ウェラー、ジョーイ・ラモーン、フェリックス・パパラルディ(Mountain)、ジョン・ペトルーシ(Dream Theater)、ジョン・ライドン(ex.Sex Pistols〜PIL)、ドン・ヘンリー(ex.Eagles)、リンゴ･スター、フィル・コリンズ、ロッド・スチュワート、ドン・ブリューワー(GRAND FUNK RAILROAD)、ウレ・リトゲン(ex.ZENO〜Fair Warning)、、ロバート・ランドルフ（ROBERT RANDOLPH & the family band)、フィル・ライノット（THIN LIZZY)、ジェフ・バックリィ、アンドリューWK、エリック・ジョンソン、ジョン・ボーナム、ブライアン・セッツァー、ポール・ロジャース、アンドレ・アンダーセン(ROYAL HUNT) 、マティアス・ヤブス（SCORPIONS、ヨープ・ヴァン・ニムヴェーゲン（FINCH）、モリッシー(SMITHS)、ジョン・エントウィッスル(The Who)、ローウェル・ジョージ、トミー・ボーリン、ケン・ヘンズレー(ex.Uriah Heep)、チャド・クルーガー(NICKELBACK)、フィル･アンセルモ、ダイムバック・ダレル、レスリー・ウェスト(Mountain)、イングヴェイ・マルムスティーン、ジョン・フォガティ、Yamid Shay (The Late Pine)、Odeon Chibitas (The Late Pine)、ブライアン・イーノ、ニール・ヤング、Decca Pan (The Late Pine)、Totoko Chang (The Late Pine)、ジョナサン・リッチマン、エルガルガ・フォワード、ベック・ハンセン、ビル・ペイン、リッチー・ヘイワード、ポール・バレア、ショーン・マーフィー、カルロス・サンタナ、ビリー・コーガン、ペリー・ファレル、エディ・ヴェダー、ジャクソン・ブラウン、シャバディニーラ・ジョリジョンヌ、ブライアン・ウィルソン、キャット・スティーヴンス、ナタリー・マーチャント、レス・デューディック、トミー・コールドウェル(Marshall　Tucker Band)、 ジョン・ホール(Oreans)、ジミー・ホール(Wet　Willie)、ニッキ−シックス、ポール・コゾフ